昨日(05/16)近くの公民館の俳句会に出席しました。
 出席者は宗匠を含めて7人。
 私の句に対する得票と評価は、
          

 ①活劇のロケにざわめく街薄暑……(2)
 ②髪切りてダンスホールや花水木……(2)○
 ③風薫る女車夫駆け蔵の街……(3)◎←宗匠の特選
 (数字は得票数。○は特選)
   

 宗匠はほとんどの句に並選を入れるので、価値があるのは特選のみ。(特選は私の句を含めて3句)

 ①を選んだのは私と同年配のおじさん(奇しくも故郷が同じ)
 「私の故郷・京都ではよくロケが行われました。そのときの街の光景が浮かびます。季節もちょうどほんのり汗ばむころだったと思います」

 ②に特選を入れてくれたのは、やはり前出のおじさん。
 「若い女性が心に期するものがあって髪を切ってダンスホールに挑んだのでしょうね。そんな気持ちが花水木に込められているのかな。インパクトのある句だと思いました」
 ここまで読み取ってもらえば、作者冥利に尽きるというものです。
   

 続いて宗匠の評。
 「これは大胆な句だね。今どきダンスホールを持ってくるとは。おっしゃる通り、若い女性が勝負に出たのでしょうね。これは誰の句?」
   

 そこで当方(京一郎)であると明かし、これが横浜の有名な「クリフサイド」であること、花水木がアメリカ産の花で横浜にマッチしていること、そして髪を切ったのは若い女性の意気込みともとれるし、若造のGIカットともとれる、どちらでもけっこう、と答えました。
   

 「うーん、これはそういうダンスホールであるとわかると俄然よくなるんだけど、難しいねえ」

花水木    

 この句は女性陣にはまったく受けなかった。
 なかには「花水木って春の季語じゃないの?」という人も。五月の季語別俳句に出てるわい。

 ③の句にはふたりの女性が入れてくれました。
 「川越の街を走る女性の車夫さんが浮かびます。風薫るという季語が効いてますね」
 「女性の車夫さんというところがいいですね。キリッとした姿が浮かんで」
   

 続いて宗匠の評。
 「私もこれに特選を入れましたが、惜しむらくは中七の『駆け』。三段切れになっているところが苦しい」
 「私もそれはわかってました。それでもイメージを優先して、形式には目をつぶりました」
   

 「ではこう直したらどうかな」と修正句は、
   

 蔵街を女車夫駆く青葉風
  

 まあ、いいですけど。
 私としては、同郷のおじさんがダンスホールの句に特選を入れてくれたことが、なによりありがたかった。

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