赤坂見附から弁慶橋に出て、弁慶堀を歩こうとしたのですが、桜はまだ二分咲き。
 「江戸川橋の川っぺりはもう咲いてたけど、ここはあかんな」
 「誰の心がけが悪いのや?」
 「すまん、ワシや」
 「またしてもキミか。迷惑ばっかりかけやがって」
 「許したりいな。正直に申告したはんのや」
       

 そこで紀尾井町通りを歩きました。この桜並木もまだ蕾。
 紀尾井とはこのあたり一帯に紀州、尾張、井伊の藩屋敷があったからということです。(標識)

ホテルニューオータニ 

 「あっち(右手)が清水谷公園や。学生時代、デモの集合場所やったな」
 「そうやった。ボクも静岡から何度かきたことがある。当時はもっと殺風景な公園やったけど、今はきれいになったな」
 「もうデモもないやろから、見栄えのええ公園にしたんやな」
         

 そこから紀尾井坂を上って四谷の土手へ。しかしここも三分咲き程度でした。
 「21日の開花宣言はなんやったんやろ」
 「開花宣言のあと寒かったからなあ」
 それでもその下で花見をしているグループもいました。
      

 喉が渇いたので、四谷でティータイム。
 「しかしワシら、こうして集まると関西弁丸出しやな」
 「私なんかふだんは完全にこっちにことばや。誰も京都出身やなんて思うてへん」
 「ボクは教師やっとったから、授業は関東弁やった。関西弁で授業やると生徒がちゃんと聞きよらん」
 「漫才と思われるのかな。それもおもろいけど、説得力に欠けるのやろうな」
    
 「私はこっちでは関西弁やけど、関西では『違う』といわれるで」
 「キミは人間がどっちつかずやからな」
 「そらまあ、私はええ加減やから……ほっといてくれ」

四谷の土手にて(左は上智大キャンパス) 

 さらに故郷について、
 「この年になると、京都が懐かしゅうてな。帰りとなるわ」
 「私は全然思わへん。たまに行くからええのや」
 「私なんか郷土愛は薄いで。ペラペラや」
 「オレなんか薄いどころか郷土憎や」
 「そらまた極端やな」
 
故郷に対する思いは人それそれです。
          
 そんなことを1時間ばかり話して散会しました。

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