江戸川橋で桜を見たあと、銀座で小学校の同窓生(取手、我孫子、所沢、武蔵野)と待ち合わせ、大黒屋ギャラリー「京大写真部ОB会東京展」に入りました。
 京都時代の同窓生がこれに出展しています。

 「写真はようわからんな。絵画やったら、ある程度わかるんやけど」
 「そういうキミは絵画展に行ったら、『絵画はようわからん。写真ならわかるけど』というんやろ」
 「はははは。ばれたか」
写真展 
 会場では同窓生が出迎えてくれ、いろいろ説明を受けました。
 彼の作品は「君たちの夢は?」
 熊本の通潤橋(アーチ型の水路)を子どもたちが渡っている写真です。
 「これは橋の内部が水路になっていて、田植えのときに放水されるヤツやろ。TVで見たことがある」
 「上を小学生が歩いてるから、こんなタイトルにしたんか」
 「そうです」

 「しかしこの橋、こんな傾いてたかな。かなりの傾斜やで」
 「実はこれ、わざと傾けたんです。いかにも上り坂を上っているように見えるでしょ」
 子どもたちが急な坂を力強く上っている姿を表現したいという意図はわかるけど、こんな急傾斜に傾けるのは明らかにつくりすぎ。やり方があざといぞ。(いわなかったけど)
同窓生と 
 あとはいいたい放題。
 「この『道祖神の春』はええ写真や。道祖神の上で桜が咲いていて、その奥の山里の景色が見える。これは信州か? なるほど、安曇野(長野県)やね。するとこの桜は高遠桜やな。ピンクが濃いものな。そういうことをわからせてくれる」
 「恐れ入ります」
 「桜の花なんかアップで撮ってる人いるやろ。ソメイヨシノなんかクローンやからどこで撮っても同じや。どこの桜か、それを示してこそ写真の意味があるのや」
 「耳が痛いわ」
 「いや、これのことやなくて一般論や」

 「いやあ、写真展も面白いものやな」
 ということで、そこをあとにし、我われ5人は地下鉄で赤坂見附へ向かいました。
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