例によって取手の政治経済事情通との会話。

 東北の復興と福島の原発事故について。
 「ほんまに東京オリンピックなんて益体もないことをやりおって。あんなことに国家予算を割くなら、東北にどれほど多くの家が建つか」
 「オレも反対や。あの『Tokyo』と決まって、選手たちがワーッと抱き合ってよろこんでいる光景、今でも腹が立つ」
    

 「オ・モ・テ・ナ・シ……いうとった女もいたな」
 「あれできらいになった。フェンシングの選手もな。滋賀県出身なので応援してたのに」
 「彼らはスポーツ選手やから単純やけど、首相はタチが悪い。IOCをだましよった」
 「しれッとした顔で『アンダー・コントロール』というとったな。原発の汚染水はどんどん出て、溜まる一方やというのに」
 「臭いものにフタして、ええことばっかりいいよるのや。大体原発が100%安全なんて誰も思うとらへん」
    

 「東京電力や政府関係者もか?」
 「そうや。もし100%安全やったら、首都圏用の発電所は東京近辺に置くやろ。福島みたいな離れたところに置くということは100%安全やと思うとらへんからや。東京近辺で事故が起こったら大ごとやからな」
 「なるほど。すると福島は犠牲を強いられてるわけか」
 「犠牲ともいえるけど、いろんな施設を建ててもらったり、雇用も生まれたりでそれなりに潤っている部分もあるからな」
 「やり方が巧妙やな」
 「巧妙に見えるけど、所詮は浅知恵。こんなことになったら後手後手や。ほんまにアホな国やで」

 話は変わって、老後の社会貢献のことに。青少年の教育やボーイスカウトなどボランティア活動している同窓生のことが話題になりました。
 「彼らは偉いなあ。キミとはえらい違いやで。風呂に入りたいと思えば入る。横浜へ行きたいと思うたら行く。この前なんか、『河津桜見たいな』いうてたら、翌日行っとるやないか」
 「ええ生き方やろ」
 「ええことあるかい。勝手気ままなだけや。人の役に立っとるのか」

 「ずい分やないか。これでも老後の楽しい生き方を提示しとるんやで」
 「なにが楽しい生き方や。それはキミの自己満足や」
 「いや、これは無理のない等身大の楽しみ方や」
 「なにが等身大や」
          
 「そんなことをいうキミはなんや。社会に貢献しとるのか」
 「私は奥ゆかしいから、これまでいわんかっただけで、実は善行を施してるのや」

 「わかった。鳩にエサをやってたんやろ。取手の鳩オヤジとはキミのことやったんや」
 「そうや、動物愛護の気持ちから……違うがな」
 「そんなら職員に水かけたんやろ」
 「汗かいとったから、冷やしたろうと思うて……なにをいわすねん」

 *   

 「一日一善、けっこうですな。せいぜい全裸写真バラまかれんよう気ィつけや」
 「全裸写真、なんや、それ?」
 「おッ、キミも知らんことがあるんやな」
 と文枝が不倫相手の女から全裸写真をバラまかれた経緯を説明してやりました。
 「そんなの手違いでできることやない。女が意図的にバラまきよったんや。そもそも文枝がアホや。全裸写真撮られるような間抜けなことをするからや。私はそんな間抜けなことはせえへん」
 「せえへんって、そんな相手がおらんからやろ」
 「いや、おるで。キミにはいわんだけや」
 「ほんまかいな」
     

 今回は硬軟取り混ぜての話題(?)でした。

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