山下公園通りを南東方向に進み、山下橋を渡って本牧埠頭A突堤の根元あたりを新山下といいます。
 観光的にはほとんど人気のない場所ですが、そんなところでも厭わず「徘徊」するのが私の信条(?)。
山下橋から見る中村川 
 山下橋を渡ったところに昔「バンドホテル」という有名なホテルがありました。
 バンドとは海岸通りのことで、創業は昭和4年(1929)。木造2階建てのホテルでした。

 ♪窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える……
 淡谷のり子の「別れのブルース」はこのホテルが舞台とか。
 当時は山下埠頭もなかったため、ホテルの2階からは湊が見渡せたといいます。

 戦前、バンドホテルは外国人の社交場として栄えましたが、戦後は進駐軍の従軍記者宿舎となりました。接収が解除されたのは昭和31年(1956)、翌年4月に営業再開されました。
風格あるジャズバー 
 昭和34年(1959)には鉄筋7階建ての近代的なホテルに生まれ変わり、昭和43年(1968)には7階にナイトクラブ「シェルルーム」、昭和57年(1982)にはライブハウス「シェルガーデン」がオープンし、桑田佳祐、安全地帯、ゴダイゴ、チューブの前田亘輝、尾崎豊など、有名ミュージシャンを輩出しました。

 しかしホテルのほうは老朽化や大型ホテルの進出により不振が続き、首都高速道路建設によって眺望が失われたことが追い打ちをかけ、平成11年(1999)に閉鎖。建物はすぐに取り壊され、跡地には量販店「MEGAドン・キホーテ」が建てられました。
ドン・キホーテ 
 このあたりは30年以上前から何度か通ったことがあります。
 しかし当時はバンドホテルにそれほど興味はなく、外観さえ撮らなかった。返す返すも残念。

 さてその向かい。
 倉庫の前の駐車場に妙なブロンズ像。イルカ(?)のような動物の上に少年が乗っている。
 なにかのアニメに出てきた?
謎のブロンズ像① 謎のブロンズ像②
 看板を見ると「北村回漕店」、そして「Kitamura」のロゴ。
 「Kitamura」って元町の有名なバッグの店でしょ。
 考えてみたら、回漕店というのは海運業のことだから、この商社が鞄を扱ったということでしょうか。
鞄屋さんのロゴ 
 それにしても、その業界に詳しくない当方にとっては、このブロンズ像についてはよくわかりません。
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