大相撲初場所が終わりました。
 今場所は大関琴奨菊と横綱白鵬が10日間勝ちっぱなし。
 そして11日目に全勝同士がぶつかりました。

 「琴奨菊が優勝したら、日本出身力士としては平成18年初場所の栃東いらい10年ぶりの優勝となります」などとマスコミは騒いでいたけど、私はまったく信用していない。
 「琴奨菊のことだ、後半ボロボロ取りこぼす」

 そんな思いで見てたら、琴奨菊がグイグイとがぶり寄りで白鵬を寄り切りました。
○琴奨菊(寄り切り)●白鵬 
 「まあ、まぐれということもある。それに白鵬も工夫がなかった」
 そんな思いで観ました。
 ところが翌日(12日目)も横綱日馬富士を突き落として勝ち。なかなか強い。
○琴奨菊(突き落とし)●日馬富士 
 こうなれば、あとは豊ノ島、栃煌山、豪栄道と比較的楽な相手。「全勝優勝だ!」とマスコミは騒ぎ立てる。
 ところが13日目は豊ノ島のとったりを食いました。
 立ち合いはよかったし、グイグイと前に出たけど、頭を低くしてやみくもに走ってしまい、老獪な豊ノ島に腕を取られてころり。懸念していたもろさが出た。
○豊ノ島(とったり)●琴奨菊 
 「こうなるとやっぱり白鵬かなあ」
 と思ったのですが、14日目、稀勢の里にあっさり寄り切られ、どうも精彩がない。
 その間、琴奨菊は栃煌山を寄り切り、マジック1。
 さすがに私も琴奨菊の優勝は固いと思いました。

 そして千秋楽は豪栄道を突き落としての初優勝。
 「日本出身力士としては10年ぶりの優勝」とマスコミはやたら騒ぎ立てましたが、そんなに騒ぐことか。大相撲が国際化をはかった現在、なにが「日本出身力士」だ。
 琴奨菊はよくやったけど、これに「日本出身」とほめそやすのはいただけない。
 日本人としてあまりに料簡が狭いのではないか。
○琴奨菊(突き落とし)●豪栄道 
 それにしても今場所はおかしな裁定が多かった。
 とくに14日目。
 豪栄道vs.宝富士は豪栄道が宝富士をはたき込みましたが、審判から「髷をつかんだ」と物言いがつき、行司差し違えで豪栄道の反則負け。
 しかしビデオで見る限り、豪栄道は宝富士の首根っこを押さえつけているものの、髷はつかんでない。これは誤審です。

 さらに安美錦vs.栃ノ心。栃ノ心の寄りに安美錦の身体は土俵外に飛んだけど、安美錦が落ちる前に栃ノ心の左足が出たので、これまた行司差し違えで安美錦の勝ち。
 こんなおかしな裁定はない。決まり手は「うっちゃり」とのことだけど、安美錦は完全に死に体。空中に飛んでる人間が相手をうっちゃれるわけがない。安美錦は魔法使いか。
 安美錦はやたら引いたりかわしたりする相撲が多くで好感が持てないけど、マスコミは「ベテランの味」とかいってやたらほめそやす。審判団もそれを忖度したのか。
 この傾向は相撲をつまらなくします。

 おかしかったのはモンゴル三横綱の相撲。
 白鵬vs.鶴竜では白鵬が勝って、鶴竜vs.日馬富士は鶴竜の勝ち。そして千秋楽の日馬富士vs.白鵬はあっさり日馬富士の勝ち。
 みんなグー、チョキ、パーよろしく一勝一敗。
 これ、モンゴル三横綱による「互助会相撲」ではないのか。
琴奨菊優勝 
 これはマスコミ陣がやたら「日本出身力士として~」と騒ぎ立てることに辟易してのささやかな抵抗?
 こんなことでは大相撲の将来が思いやられます。
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