元町と山手通りの中腹に「元町百段公園」という公園があります。
 円形の小さな広場で、古代ギリシア建築のような柱が立てられており、展望テラスからは横浜市街が一望できます。
元町百段公園① 
 説明板によると、
 「ここは開港時から大正期にかけて浅間山の見晴台と呼ばれ、眺望のよいところで、この写真(↓)は前田橋から『元町の百段』を撮影したもの。石段は百一段あったそうだが、人々は「百段」と呼んで親しんでいました」
昔の百段の風景 
 そして、
 「この場所には元町の鎮守厳島神社の末社『浅間神社』が祭られ、小さな茶屋があり、外人の観光客もよくここを訪れています」

 やっぱりそうだったのか!

 以前「元町厳島神社」を取り上げた(参照)とき、
 「洲干辨天が山手の丘にあり、大佛次郎の文明開化モノの作品に出てくる。それによると、境内からは横浜の市街地が見渡せるので、参拝客も多く、若い女性が給仕をする茶店もあって、当時の横浜ではちょっとした名所であった。ただしフィクションなので、実際にあったかどうかはわからない」
 と述べました。
 フィクションではなく、実際にあったのだ。
元町百段公園② 
 説明書きにはこう結ばれています。
 「しかしその『百段』は関東大震災で崩れてしまいました。その歴史をとどめるために造られたのが同公園です。横浜市緑政局・中区役所」

 この公園がそうだというわけではないけど、たしかに実在したのだ。
石段(下り) 
 私は満足して石段を下りました。この石段は「百段」ではないのですが。
石段(下から上を見る) 
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