一昨日(12/28)「慰安婦問題」について日韓の同意が成立しました。
 これは安倍首相が「慰安婦問題を当時の軍の関与」と認め、
 「日本国の首相として、(慰安婦として)あまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちをする」
 そして、「韓国政府が元慰安婦の方々の支援財団を設立し、これに日本政府の予算10億円程度を拠出する」と約束しました。

 日本側(とくに安倍)にしてみればかなりの譲歩(賠償問題は解決済みなので)ですが、韓国側からは「最終的かつ不可逆的な解決である」との言質を取りました。この問題で「もう蒸し返しはしない」ということです。

 これにはアメリカの意向が働いていて、「韓国と仲良くしろ」といわれていたので、ポチとしてはそれに従うしかありませんが、岸元首相の孫としては苦渋の決断だったと思われます。

 戦後岸信介は戦犯として巣鴨拘置所に入れられましたが、共産主義勢力が台頭してくるとアメリカはそれを抑えるためのテクノクラートとして岸を保釈し、首相に据えたのです。
 いらい戦前・戦中に政権の中枢にいた連中は、ドイツのように180度反省することもなく、アメリカにすり寄って保守政党のなかでのうのうとはびこってきました。それが安倍をはじめとする(=守旧派)今の政権にいる人たちです。
 だから内心は、あの戦争は「侵略戦争ではない」、まして慰安婦など「軍のあずかり知らぬこと」との思いのはず。

 その安倍がこのように表明したのは一応評価したい。
 あとになって「法的責任ではなく、道義的責任」と訂正していますが、これは姑息。

 前にもいいましたが、私たちは先の戦争には何ら関わりのない世代。
 とはいえその国民として責任を受け継いでいるわけですが、その責任を追及されても「あれは先人の愚行」とバッサリ切り捨てればいいのです。

 安倍をはじめとする守旧派はそれをしないから、いつまでも問題が解決しない。
 これにはアメリカもしびれを切らして、「いい加減にしろ」といわれて、ようやく動き出したというところでしょう。韓国も然り。

 「最終的かつ不可逆的な解決である」
 これが実現できるなら、大変けっこうなこと。
 そのためには日本の首相も(A級戦犯が合祀されている)靖国参拝は絶対にやめていただきたい。
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