一昨日(12/10)仙波河岸史跡公園の上に愛宕神社(仙波愛宕神社)があります。

愛宕神社 

 ここは防火の神「火産霊神」を祀った神社で、拝殿は石段を上った高台にありますが、これは古墳。(川越市指定の史跡「愛宕神社古墳」)

階段 

 解説板にはこうあります。
 「仙波台地の東南端上に築かれたもので、高さ6m、東西30m、南北53mを有し、基壇のある二段築成の円墳で、6世紀中葉期のものと思われる。現在は愛宕神社が祀られている」

山上の拝殿 山頂から下を見る

 また境内には松尾芭蕉の句碑があります。
        
 名月に麓の霧や田の曇

芭蕉の句碑 

 といっても芭蕉がここへきてこの句を詠んだのではなく、ここ仙波の高台の眺望がよく、月見には絶好の場所だろうと、後世この地の俳句好きが句碑を建てたのです。
      
 句碑とはそういうもので、必ずしもその俳人が訪れたわけではありません。芭蕉の句碑は全国至るところにあります。恥ずかしながら、私、以前はこれを誤解してました。
 (句碑の数からすれば、芭蕉はどれだけ全国を行脚しているのだ)
       
 芭蕉の句では他に、
     
 蓬莱に聞ばや伊勢の初便り
          
 
の句碑もあります。
 元旦に江戸で詠まれた句だそうです。(これからはピッタリ)

 この神社の裏に「延命地蔵尊」があります。

延命地蔵 

 仙波愛宕神社の裏手には延命地蔵尊があります。
 解説板にはこう書かれています。
 「この延命地蔵尊は、今から約270年前の元文元年(1736)に祀られ、延命、利生を請願する地蔵尊であります。新しく生まれた子を護り、短命、夭折の難を免かせるという。お姿は半跏像(左足を垂下する格好)です。歴史を訪ね、先人の信仰の篤かったことを偲びながら、拝観するのも意義あることでしょう」

延命地蔵(アップ) 

 なんだこれは。こんなもので長生きできれば苦労はない。
 私は父、弟の短命の遺伝子に逆らって、独自の健康法でなんとか命永らえて(?)いる。
 しかし、これも一種の信仰なのかな。

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