夕照橋から平潟湾プロムナード(湾沿いの道)を歩きました。
 山手通り(横浜)や哲学の道(京都)が「日本の道百選」に選ばれているのなら、どうしてここが選ばれないのか、と思うほど気に入っている道です。(私のなかでは一位)
平潟湾プロムナードの地図 
 平潟橋。侍従川が流れています。
 この川には照手姫伝説というのがあって、説明書きによると、
 「昔、常陸国での戦いに敗れた小栗判官には、照手姫という侍女がいました、照手姫は藤沢から朝比奈峠を超え、六浦港に出ようとする所で追手に捕らえられ、侍従川に投げ込まれるなど、何度か危機を迎えますが、その度に日頃信仰している観音の功徳によって奇蹟的に助かり、その後無事に小栗判官と再会できたという話です。また、川の名前も、「侍従」という名の照手姫の乳母にちなんでつけられたといわれています」
平潟橋 
 「侍従」という名の乳母?(乳母であり、侍従だったという意味?)
 実は、照手姫がここへ投げ込まれて死んだと聞かされた侍従が悲嘆して身を投げたから、というのがこの川名の由来らしい。
 照手姫は小栗判官と再会し夫婦になって幸せに暮らしたというから、この侍従のことがいっそう哀れに思われたのでしょう。
 そこまで書いてくれないと、この説明書きではよくわからない。
侍従川 
 ここへは何度もきてるけど、この川にこんな伝説があったとは。

 それはともかく、この平潟湾プロムナードは歩いているだけでも楽しい。
 道は棕櫚や椰子の木などがあって南国情緒豊か。海を見れば漁船やヨットが係留されている。
平潟湾プロムナード 平潟湾
 また釣りをやる人も多い。
 最も多いのは鯊(ハゼ)、他にはメバルやスズキなども釣れるそう。
 近くに高校があるので、放課後ともなるとグループで釣りに興じる女高生もいます。
釣りをする夫婦 
 4年前ここで黙々と釣り糸を垂れていた老夫婦に「釣れますか」と聞いたことがあります。
 すると亭主が「さっぱりです」
 しかしバケツを見ると大小の鯊が14~15尾。どこがさっぱりだ。
 この亭主、よほど謙虚なのか、それともこの程度では「さっぱり」の部類なのか。
鯊が数尾 
 その1年後、こんな句を詠みました。 

 夕日浴び夫婦無言で鯊を釣る

 句会ではトップ賞に次ぐ高得票で、宗匠からも褒められました。
 今にして思うと単なる説明句ですが、初心者には甘かったからでしょう。
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