神田明神の裏手に「妻恋神社」という小さな神社があります。
 ここは日本武尊(やまとたけるのみこと)縁の神社だそうです。
妻恋神社・一の鳥居 
 同社の説明書きにはこうあります。
 「その昔、日本武尊が東征の折この地に滞在し、倉稲魂神(稲荷神)を祀ったことが起源である。また日本武尊が三浦半島から房総へ渡るとき、大暴風雨に遭い、妃の弟橘媛命(おとたちばなひめ)が身を海に投げて海神を鎮め、尊の一行を救ったことから、妃を船魂神(海神)として当社に祀ったという」
妻恋神社・二の鳥居 
* 
 この話、どこかで聞いたことがある……。
 そうだ、横須賀の走水(はしりみず)神社。
 走水海岸を望む小高い丘の中腹にある、見るからに由緒ありげな神社でした。
走水神社(横須賀) 
 そこにもその伝説が書いてありました。
 当時は関東から東北へ行くには三浦半島から海を渡って房総(千葉)へ行くのが東北へ向かうコースだったようで、海が荒れて船が出せなくなったため、海神の怒りを鎮めるために弟橘媛が海に身を投じ、風波を鎮めさせた。それがこの地である、と。
 すると日本武尊がここ湯島界隈に滞在したのは、そのずっとあと(東北遠征を終えて?)ではないのか。
 彼はその間ずっと亡き妻のことを想っていたのか。(だからこその妻恋神社なのですが)
本宮
 江戸時代は、当社は妻恋稲荷大明神と呼ばれ、多くの参詣客を集めたそうです。
稲荷明神 
 今は(妻を想うということで)恋愛成就、家内安全(夫婦相和し?)祈願の神社としてひっそりと(?)営まれています。
絵馬 
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