久しぶりの川越・大正浪漫通りです。

大正浪漫通り   

 川越を代表する蔵造り一番街の東側に平行する200mほどの商店街で、大正時代のレトロな店が30軒ほど並んでいるので、そう名づけられています。

レトロな喫茶店   

 今の時期、通りの上を数多くの小さな鯉のぼりが下がっています。その数500尾。

鯉のぼり①   

 これは一尾一尾子どもが描いたもので、それぞれ「みずき」「ゆうた」など、名前が書かれています。なかには幼稚園児の作品もありました。
  

 昔からの「教科書」販売の店?
 実際はふつうの書籍も販売しているのですが、ちょっと入りにくい印象を与えます。
 この日は休みでしたが。

教科書の店?   

 手づくりのブティック。
 以前、ふじみ野市の歴史資料館で草木染めのことを教えてもらったので、多少の興味はありますが、気後れして入るのはやめました。

草木染め?   

 通りから外れると、こんな人も。意味不明です。

通りの外れではこんな人も   

 でもやっぱり鯉のぼりだよなあ。

鯉のぼり②   

 吊るされて干物にならむ鯉のぼり

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 港の見える丘公園です。

展望デッキ   

 雨が降っているじゃないかって?
 はははは、ばれましたか。
 これは一連のガーデンネックレス探訪の日(04/17)とは違って、桜狩り(04/08)のときに撮ったもの。
 あのときはここに鉢植えの横浜緋桜が咲いていたので、夢中になってシャッターを切りました。

向こうに見えるのは大佛記念館   

 向こうに見えるのは大佛記念館です。

 ここの特徴は山手の西洋館を模したミニチュアガーデン。
 「花や緑で彩られた美しい横浜の街」を山手西洋館をモチーフにしてつくりあげたミニチュアガーデンです、とのこと。

ミニチュアガーデン   

 これはベーリックホール。左奥はブラフ18番館。

ベ―リックホール   

 ここ、山手の地で山手西洋館のミニチュアを見るのも乙なもの?
 もっとも山手の(横浜市街?)ミニチュア地図、どこかの西洋館で見た気がしたけど。
  

 そこから大佛記念館に向かう途中の沈床花壇。

沈床花壇①  

 噴水の周囲の花壇。向こうは港の見える丘公園のテラス。

沈床花壇② 

 花の量は横浜公園ほど多くないけど、これはこれで適材適所に花が配置されていて、いい景色だと思います。
 雨もまた効果的?(結果論です)
 

 徘徊も芝居がかりし春の雨
     

 春雨じゃ、濡れてまいろう。
      

 横浜公園はこの時期、色とりどりのチューリップであふれかえります。
 その数16万本。

チューリップ花壇①   

 これには毎年圧倒されます。

チューリップ花壇②   

 年によってチューリップの配置は変えられていると思うけど、駅寄りの花壇は名札付きで品種別に植えられているのは変わらない。品種名がわかるので助かります。(すぐ忘れるけど)
 私の印象に残ったのは濃い紫色のブルーダイヤモンド。
 紫は高貴な色、それでいて妖艶。惹かれます。

ブルーダイヤモンド   

 横浜独自の新品種があるそうです。その名もラバーズタウン。
 見たところ花びらは赤、白まだらですが、これは白から赤(実際はピンク)に変化するのが特徴で、恋人たちの想いが徐々に盛り上がっていく様子になぞらえてこの名がつけられたとか。
 これは「ラバーズタウンフォトスポット」という一画で見られます。

ラバーズタウンフォトスポット   

 横浜スタジアム前の噴水まわりはベイスターズガーデンに。
 横浜DeNAベイスターズの選手を形どった樹木が飾られています。ピッチャーのフォームを見ると、昨年引退したハマの番長(三浦大輔投手)に似ているような……。

ベイスターズガーデン  

 ここにも自治体の出展花壇がありました。
 印象に残ったのはやはり横須賀の黒船。今年もヴェルニー公園、行けるかな。

横須賀は黒船の展示   

 でもやっぱりチューリップ花壇だよなあ。

チューリップ花壇③   

 負け試合帰路に迎へしチューリップ
 

 ベイスターズ、頑張ってや。

 今、横浜は「ガーデンネックレス2017」(=第33回全国都市緑化よこはまフェア)とのことで大変な賑わい、なかでも日本大通りが大変身。

日本大通り   

 「コンテナからあふれだす各地の街並み」をテーマに、 全国18自治体の花壇が歩道にずらり。
 「風景花壇」というのだそうです。

右は新潟の花壇   

 最初のうちこそ「なるほど、新潟は米か。やっぱりなあ」とか、「岡山は桃太郎か。せいぜい吉備団子でも食ってろ」……などと思いながら歩いていたけど、いい加減飽きるよ。さいたまは「見沼たんぼ」かい。

岡山の花壇   

 まあ、花壇だから自然を表現しないとしょうがないのか。

コーヒーはセルフサービス   

 「いやあ、驚いたなあ。日本大通りがこんなになるなんて。横浜市は大変なことをやりますねえ」
 「今年はとくに力が入ってるみたいですよ」
 通りのテラスカフェ(セルフサービス)で、たまたま隣り合った老婦人と雑談。

工事中の個所   

 「あそこで工事してるのは、これから花壇をつくるのですか」
 「いえ、そうじゃなくて花を入れ替えてるんです。この前まで花壇がありましたよ」
 「えーッ、開催してまだ間もないというのに」
 「時間が経つと花も萎れますからね」
 「それで入れ替える。凄いな横浜は。どれだけ財政豊かなんだ」
 「そんなことありませんよ」

入れ替え用の花 

 気になったので、入れ替え中の花壇を見に行きました。
 柵が張り巡らされ、ガードマンがいてなかへ入れないようになっています。(当然ではあります)
 裏に回ると、おびただしい花のパッケージと袋にくるまれた植木。
 これが全部入れ替え用か。改めて量の多さにびっくり。横浜市の財政の豊かさには敬服するしかない。

入れ替え用の植木  

 「静岡って結局、富士山しかないのか」
 とつぶやきながら、日本大通りをあとにしました。

静岡の花壇   

 大通りカップころころ春の風

 昨日の当欄で「関内桜通りのメインはこれ(カンザン=関山)です」といった手前、ここにこなければ示しがつかない。
 しかも川越の友には「あとは関内の八重桜を見届けるだけ。これを見ないと死んでも死に切れない」といった以上、咲いてなければ私の立つ瀬がない。
   
 果たして咲いてるか。不安な気持ちで関内に入ったところ……。
 おーッ、咲いてました。それもほぼ満開。(04/17現在)
桜通りにきてみると…      
 中区の広報によると、「関内桜通りの桜は4月中旬~下旬が見ごろ」とあるけど、当方は長年見てきてるので、「ここの桜はソメイヨシノより10日ほど遅い。したがって下旬ではもう遅い」と睨んでおりました。
ほぼ満開   
 この関内桜通りには関内駅から県警本部まで約700m間に約60本の桜が植えられていて、その大半が八重桜。ピンクが濃く、花びらがぽってりしています。
 ソメイヨシノが乙女なら、こちらは妖艶な熟女。
これぞ八重…     
 実は、跡見の「サクラガイド」によると、八重桜という品種はなく、大半はカンザン(関山)だそうです。
 たしかに関内桜通りの「桜マップ」(横浜市道路局施設課)を見ると、主要部分はカンザンと記されています。他には陽光、おかめ、大寒、寒緋、薄墨など早咲きの品種が植えられ、長期間桜が楽しめるようになっています。
桜のトンネル  
 一部、淡いピンクの八重桜が咲いていました。
 これは「桜マップ」によると、フゲンゾウ(普賢象)です。やはり遅咲きの八重。
 若木は先ほど山下公園で見たばかり。ここで実物が見られるとは。
これはフゲンゾウ?   
  
 写真を撮っていると、背後で「もう葉桜じゃん」という若い女性の声が。
 黙らっしゃい、これはこういうものだと心得ていただこう。
 カンザン(関山)は葉と一緒に開花するのである。
葉も出ている   
 わからないヤツはわからなくていい。
 それがこの桜の魅力なのだから。
無題      
 逢ひたくて誘われたくて八重桜
     
 年甲斐もない句を詠んでしまった。
        

 ガーデンネックレスというのだそうです。
 横浜市で開催されている「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のこと。
 市内あちこちで花が飾り立てられています。
  

 まずは山下公園。
 ここへはニューグランド前のしだれ桜見たさにやってきた(04/08)のですが、もう終わっていました。

山下公園入口   

 しかし園内の花のデコレーションには目を見張るものがあり、それらを確認したく一昨日(04/17)再びやってきました。
  

 私が注目したのは若木のサクラコンテナ。
 前回きたときは本来あるはずのない氷川丸のすぐ近くでソメイヨシノが見られたわけですが、他にもいろんな種類の品種の桜が植えられています。(12品種、100本とか)

サクラコンテナ   

 よく目についたのはフクロクジュ(福禄寿)。
 いかにも目出たそうな名前で、形もぽってりとしています。これは遅咲きの八重?

フクロクジュ(福禄寿)   

 フゲンゾウ(普賢象)
 これも八重。名前の由来は雄しべの形を普賢菩薩の乗る象に見立てたというけど、そんなに似てるのか。

フゲンゾウ(普賢象)   

 カンザン(関山)
 八重桜の代表ともいえる品種で、花弁がぽってりして濃いピンクが特徴。桜湯にも用いられます。外国でも人気があるそうです。関内桜通りのメインはこれです。

カンザン(関山)   

 ミクルマガエシ(御車返し)
 花弁が5枚のものと、6~7枚あるものとがひとつの木に混在し、牛車で通過した貴人たちが「今のは八重だった」「いや、一重だ」と口論になり、確認のため引き返したのが品種名の由来とか。高貴な花ですね。

ミクルマガエシ(御車返し)   

 桜に関しては山崎公園(富士見市)と跡見女子大(新座市)で多種類の桜を見てきたけど、フクロクジュやフゲンゾウがここで見られるとは思わなかった。

 もちろん一面のチューリップも見事でした。

一面のチューリップ 

 それらを維持するには大勢の人の手がかかります。
 ご苦労様です。

手入れする係の人たち   

 見飽きてもなを求めたき桜かな
  

 ※桜の説明は跡見女子大「構内サクラガイド」を参考にしました。

 横浜の桜のことばかり取り上げているうちに、地元(南埼玉)の桜は終わってしまいました。
 地元の桜もいくつか撮りましたが、大半は没にすることにして、気に入ったものだけUPします。
 びん沼川船渡橋付近。
 びん沼川は、元は荒川の流路だったのを、明治43年(1910)の大水害を機に治水工事が行われ、現在は荒川の水量調整の働きをする川になっています。
船渡橋から見たびん沼川   

 こちらから大宮へ行くとき(埼玉県道56号=さいたまふじみ野所沢線)、びん沼川を渡るのが船渡橋。
土手の櫻   

 ここに「船戸の渡し」という官営の渡船場があったことから船渡橋と名づけられました。
 あんまり脚光を浴びないけど、隠れた桜の名所です。
川沿いの桜並木  
 砂川堀雨水幹線・花影橋
 これは大井弁天の森の砂川堀の下流。
 ふだんは冴えないドブ川ですが、桜の時期だけ人が寄ってくる。
砂川堀雨水幹線   
 といっても大井弁天のような賑やかさはなく、近所のお年寄りが集まってくる程度。
 近くに公園がないし、酒盛りをするところもないからかな。
 花影橋という名前はいいんだけどねえ。
花影橋 
 来し方を語らふ母娘はなの陰
 この花影橋、最寄りの駅は東武東上線のふじみ野駅。
 そのふじみ野駅の東口が「ももいろクロバー」駅になりました。
 これは「ももいろクロバーZ」なるグループのひとりがこの地の出身のため、それにちなんで改名(?)されたらしい。
ももいろクローバー駅(?)  
 といっても一種のジョークで、東口の看板を変えただけ。それも(05/07)まで。
 西口は「ふじみ野駅」のままなんだけどね。
西口はそのまま  
 これに関する締め句はなし。バカバカしくて。
        

 毎年、横浜の桜狩りの最後は大岡川の夜桜になります。
 というのも私のような地方の者にとっては、ここからだと日ノ出町(京浜急行)か桜木町(JR京浜東北線)で帰れるからです。
  

 先ずは大岡川プロムナードをぶらり。
 桜川橋のあたりから遡ります。

大岡川プロムナード①   

 川沿いには雪洞が灯されていて、夜桜を見る風情はじゅうぶん。

大岡川プロムナード②   

 宴会船が川を行き来しているのも情趣深い。

宴会船   

 左手に見えるのは都橋商店街。
 2階は雑多な飲食店が並んでいて、川から見ると殺風景な建物ですが、桜とともに見ると風情ありげに見えるから不思議。

左は都橋商店街   

 大岡川の桜は河口の弁天橋から弘明寺まで約3.5km、延々と続く……とのことですが、実際歩いてみると太田橋より先は桜が途切れるところが多く、歩く割には桜の収穫は乏しい。
 とはいえ弘明寺には観音橋の周辺や弘明寺公園など桜の名所があるので、行くとしたら途中を飛ばして電車(京浜急行)に乗ったほうが得策です。

ライトアップされた桜   

 ということで、大岡川の桜の見どころはせいぜい黄金橋まで。
 屋台もそのあたりで終っているし。

桜越しに見る対岸   

 友と一緒なら屋台で一杯やるのも一興ですが、そうすることもなく日ノ出町から帰りました。
        

 夜桜が史跡めぐりの締めとなり

2017.04.16 汽車道の桜

 汽車道は、桜木町と新港地区とを結ぶ鉄道廃線跡を利用した遊歩道ですが、ここも名だたる桜の名所。
  

 桜木町方面から入ると、左手に迎えてくれるのが真っ白いオオシマザクラ(大島桜)

①桜木町方面より   

 なおも進みます。奥に見えるのはホテルナビオス横浜。
 ソメイヨシノが満開です。雨はほぼ上がっていました。

②さらに進む(向こうに見えるのはホテル・ナビオス横浜)  

 遊歩道の両側は運河、板張りの路面にはレールが残されています。
 レールの脇は所どころ芝生になっていて、酒盛りするグループも見かけられました。

③脇に入ると   

 自撮りする人も。

④自撮りする人も   

 桜木町は当時の横浜駅。港で荷揚げされた荷を全国に運ぶために、新港埠頭(今の赤レンガ倉庫)と結ぶ鉄道が線路は明治44年(1911)につくられました。
 戦後は米軍に接収されましたが、昭和27年(1952)に返還され、貨物鉄道が復活。しかしトラック輸送には勝てず、昭和62年(1987)に廃止。平成9年(1997)プロムナードとして開通しました。
  

 反対方向を見ると、

⑤反対方向を見ると…… 

 ランドタワーが見えます。

⑥ランドマークタワー   

 線路はナビオス横浜の吹き抜けをくぐったところまで続きますが、プロムナードとしてはこのあたりまで。桜が見事です。

⑦レールはまだ続くが  

 満開の桜の道や先は空
  

 色即是空とはこのこと。

 山手通りから元町公園に下りてきました。
 この公園は元町プールの下にあって、そこから公園の全景が見渡せます。

元町公園(全景)  

 左は水の階段のゾーン。右は人工池のゾーンです。
 右の人工池ゾーンに円形花壇が見えるでしょう。そこからこっち(全景写真を撮った地点)を見るとこんな感じ(下の写真)。

人工池のゾーンから見た光景  

 奥の建物は公園の管理事務所です。全景写真を撮った地点とは対角になります。
 

 そこから横を見るとこんな感じ。相変わらず雨が降っています。

横を見ると… 

 水の階段は上(プールの側)から見るとこんな感じ。通りの先は元町です。

水の階段(上からみた景色)  

 下から見るとこんな感じ。正面の建物は公園の管理事務所。

水の階段(下から見た景色)   

 そこから人工池のゾーンを見るとこんな感じ。人工池のゾーンは平面なので、当然ながら段差になっています。

水の階段の下から横を見る 

 これで同公園の形状はおわかりになった(?)と思います。
 わからなくても、公園の風情と桜を味わっていただければよろしいかと。

* 

 山下公園にきました。
 ここは桜の名所ではないけど、東端(正確には東南端)の「せかいのひろば」周辺にソメイヨシノが咲いています。

せかいのひろば周辺  

 それよりも見たかったのはニューグランド前のしだれ桜。しかし……。

ホテルニューグランド前  

 もう終わってました。残念。
 

 氷川丸の近くではソメイヨシノが咲いていました。
 といってもこれは都市緑化横浜フェアで展示されたサクラコンテナ。

サクラコンテナ  

 鉢植えなので当然若木ですが、これを見るとソメイヨシノも若いころは枝が上に伸びていることがわかります。
 それが年をとってくると横に伸びるようになり、さらに年とるとダラ~ンと垂れ下がる……。
 (向日性で下がる場合もあるけど)
  

 ふーむ。桜はいろんなことを考えさせてくれるわい。
  

 航海を終へしマストに桜雨
  

 あくまでも氷川丸のことですよ。

2017.04.14 山手の桜雨

 また横浜にもどります。
 本牧(三溪園)から山手にやってきました。
 この日(04/08)は朝から小雨が降りしきり、午後からは降ったり止んだり。
  

 「こういう桜もよかろう」ということで、先ずは山手公園。
 ここはわが国最初の西洋公園で横浜では屈指の桜の名所ですが、花見客はまばら。

山手公園①  

 雨は止んでいたけど、朝から降っていたからね。おかげでしっとりした山手公園の桜を味わうことができました。

山手公園②   

 イタリア山庭園には真っ白なオオシマザクラ(大島桜)が咲いています。とくにブラフ18番館の脇に咲いている桜は建物と調和して素晴らしい。

ブラフ18番館のオオシマザクラ   

 山手本通りはあちこちに桜が咲いていますが、とくに山手234番館前あたりの風景がいい。

山手本通り   

 昔の電話ボックスにかかる桜。どこを撮っても絵になります。

山手234番館前 

 そこからさらに進むと港の見える丘公園。
 港の見えるテラスではなく、ローズガーデンから下りて行くと見事な桜に出逢えます。

港の見える丘公園①   

 また少し雨が降ってきたけど、しっとりした味わいがあります。

港の見える丘公園②   

 下りたところは霧笛橋で、橋のたもとには大きな桜の木があります。
 「芸亭(うんてい)の櫻」というのだそうです。
 「芸亭とは奈良時代末期に公開されたわが国最古といわれている図書館の名」
 と解説されていて、

霧笛橋と芸亭の桜   

 『ややは冷え来し芸亭のさくらかな』(古沢太穂・作)
  

 という句が掲げられています。うーん、よくわからん。
 当方の〆の一句はそれとは関係なく、
  

 青春の歌ひ手逝くや桜雨
  

 ♪蔦のからまるチャペルで 祈りを捧げた日
 夢多かりしあのころの 思い出をたどれば……

カトリック山手協会   

 写真はカトリック山手教会。ペギーさんの通った青学はプロテスタント系だけど……。

 昨日はソメイヨシノを含む多種類の桜を紹介しましたが、跡見学園にもない、稀有な桜を紹介しましょう。その名も長勝院(ちょうしょういん)ハタザクラ。
 志木市は柏町3丁目の長勝院跡にあります。

長勝院ハタザクラ(二代目)    

 長勝院ハタザクラはヤマザクラの変種で、白い花びらですが、特徴は10輪に1輪ほど、中心から細長い花びら(のようなもの)が伸びています。
 これは雄しべが花弁のように変化したもので、旗状になっているので旗弁(きべん)と呼ばれ、それ故にハタザクラと名づけられています。(図解)

ハタザクラの図解(はたざくら保存会のチラシより) 

 下の写真、中央の花びらがまさにそれ。中心から細長い花びらのようなものがピロ~ンと飛び出しているでしょう。これが旗弁。

花びらにご注目 

 この桜は「櫻の科学」(日本櫻学会編=平成10年9月版)によると、世界にひとつだけの新種とのことで、志木市の天然記念物に指定されました。(推定樹齢400年)

長勝院ハタザクラ(原木)

 この桜が発見された経緯については、「はたざくら保存会」発行のチラシに書かれていますが、長勝院の伝説にまつわるものなので省略します。(詳しくはここを
         

 なおこの旗弁は同じ敷地内に植えられている黄色いウコンザクラ(鬱金桜)でも見られます。
 こちらのほうがわかりやすいかな。
 この花びら(3輪のうちの左端)には2本の旗弁が見られます。

旗弁はウコンザクラ(鬱金桜)にも 

 説明係の人の話では、旗弁のある確率は長勝院ハタザクラが全体の10%に対し、ウコンザクラは約20%だそうです。
 しかしウコンザクラの旗弁はさして注目されない。不思議です。
         
 観るだけが講釈求む奇種ざくら

 横浜ばかり続いたので、たまには地元の桜のことを。
 先月、川越の友と「観桜会」をするため跡見学園女子大学に下見に行ったことをUPしました(03/21)が、このときは早咲きの桜がぽつぽつと咲いていた程度。
  

 そこで先日、ソメイヨシノが満開になったのを見計らって、友と行ってきました。
 「なかなか見事に咲いてますなあ」
  

 先ず我われを出迎えてくれたのはベニユタカ(紅豊)。
 イモではありませんヨ。サトザクラの一種で、北海道生まれの品種だそうです。

ベニユタカ(紅豊)   

 「これがシロタエ(白妙)か。古典に出てくる……」
 といったものの、何だったかは忘れました。(田子の浦……?)

シロタエ(白妙)   

 「ほほう、これがサノザクラ(佐野桜)か」
 仁和寺や京都迎賓館などの造園を手掛けてきた京都の庭師・佐野藤右衛門ゆかりの桜です。

サノザクラ(佐野桜)   

 そしてセンダイシダレ(仙台枝垂)。
 構内サクラガイドには「白滝が流れるごとく咲く」とあります。

センダイシダレ(仙台枝垂)   

 ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)。
 「やっぱり桜といえばシダレですなあ」とは川越のご仁。
 彼の実家は島根県のお寺で、境内にはシダレザクラが数本あり、今でも「桜といえばシダレ」という感が強い。

ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)   

 コマツナギ(駒繋)。
 もとは京都の青蓮院にあり、親鸞聖人が馬を繋いだという伝説のある桜です。
 花びらが大きいのが特徴。

コマツナギ(駒繋)   

 トリはやっぱりソメイヨシノ。
 ソロ(単独)より「団体で勝負」のクローン桜だけに、一斉に咲くと華やかです。

ソメイヨシノ   

 花の影には女子学生。何といってもこれが絵になる。
 「いいですなあ。やっぱりきた甲斐があるというものです」と川越の仁。

ソメイヨシノ(裏側から) 

 疲れたのでキャンパス内にある喫茶室に入りました。
 昼休みに近いこともあって女子学生でいっぱい。

喫茶室 

 「これも桜の一種と思うと、今日はいい花見でした。感謝しますぞ。これで冥途の土産が……」
 おっとその先はいいっこなし。
 こんな土産は通俗すぎて(?)あの世の番人が通してくれないぞ。
       

 吟行や花より女子に気もそぞろ  
 

2017.04.11 雨の三溪園

 本牧桜道の突き当りは三溪園。
 ここの桜も見事ですが、生憎の雨。薄ぼけて見えるけど、それも一興。

桜と雨  

 先ずは大池に浮かぶ小舟と、向こうに見えるのは燈明寺の三重塔。
 三溪園では毎度おなじみ定番(パンフレット)の景色。

大池と三重塔 

 三溪園のランドマークともいえる三重塔は関東では最古の塔で、康正3年(1457)京都の燈明寺境内に建築されたもの。やはり桜との絡みが絵になります。

三重塔 

 三溪園は明治から大正にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原富太郎(1868~1939年)が本牧三之谷につくりあげた日本庭園。明治39年(1906)、「三溪園」の名称で公開。
 名の由来は彼の茶人としての屋号・三溪からとったもの。2007年、国の名勝に指定されました。

大池と桜  

 敷地面積は17.5ha。池あり、山ありと変化に富んでいて、徳川家光が京都二条城内に建てた「聴秋閣」(重要文化財)など17棟の古い建造物が移築されています。

聴愁閣 

 桜はソメイヨシノだけではなく、ヤマザクラ、オオシマザクラ、ヤエベニシダレなどが園内に約500本植えられていて、横浜では屈指の桜の名所です。

大池(茶屋近く)  

 ソメイヨシノは大池の茶屋周辺に多く見られます。
 この大池、広くて中之島(四阿「涵花亭」)があり、そこから観心橋をわたったところに三溪園天満宮があります。

大池(左は観心橋) 

 そこに掲げてあった「観梅俳句大会・入賞句」10句。

観心橋の向こうは三溪園天満宮 

 『梅が香に順路自在になりにけり』
 『白無垢へ道譲りたる梅の風』
 など。(他は略)

新郎新婦の撮影  

 うーん。新郎新婦の記念撮影は見られたけど。
      

 白無垢に激励そっと花の雨

2017.04.10 本牧の桜

 本牧山頂公園はひざくらの丘の他にも、どんぐりの丘やまきばの丘など、いろんなエリアがあります。
 まきばの丘では多種類の桜が見られました。
名札がついてないので種類はわからないけど、白いのはオオシマザクラ、ピンクの花びらはコヒガンザクラかな?

まきばの丘には多種類の桜が   

 見晴らし山の周辺はソメイヨシノが見事です。
 しかし思いのほか雨が続いているので、人影はなし。

見晴らし山付近の桜   

 桜というのは人に見られてなんぼのもの。人のいない桜ほど殺風景なものはありません。

 本牧のメインストリート、本牧通は道の両側に桜がいっぱい。
 この並木は桜だったのか、と改めて思わせます。

本牧通①   

 山手警察署前から間門(まかど)の交差点まで約2kmの間に400本の桜並木が続き、まさに壮観。
 このあたりは米軍基地のあったところで、当時から桜が植えられていたそうです。
 アメリカ人向けにスケールの大きな桜並木をつくったのでしょうか。

本牧通②   

 桜並木もだらだら長けりゃいいってものではないけど、このあたりはアカ抜けた建物が多いから、なかなかの風情です。

本牧通③   

 雨は降ったり止んだり。こういう桜もしっとりしていいんじゃないかい。

 本牧通から三溪園に向かう小道に入りました。
 この道は本牧桜道といって、道の両側に150本もの桜の木が植えられています。

本牧桜道①   

 道幅は細いけど、所どころ桜のトンネルになっていて、なかなかの風情です。
 相変わらず細かい雨が降っていますが、それもまたよし。

本牧桜道②   

 牧水と深煎り珈琲さくら雨
 

 昨日(04/08)、朝から小雨降るなか、やってきたのは本牧山頂公園・ひざくらの丘。
 横浜緋桜を観たかったから。
  

 しかしほとんど葉桜になっていました。遅かった。
 横浜緋桜とは横浜で生まれた桜で、父方「寒緋桜」、母方「兼六園熊谷桜」を交配させた新品種。昭和60年(1985)、横浜市在住の白井勲さんの手によってなされたもの。(横浜シティガイド協会)

大半が葉桜   

 ここに横浜緋桜の原木があって厳重に金網に囲まれていますが、それも葉桜。うーん、残念。

原木も   

 しかし辛うじて一本残っていました。(少し救われた気がする)

辛うじて残っていた一本   

 もう遅いのか、そんな思いで雨のそぼ降るなかをとぼとぼと本牧神社に下り、さらに本牧通に下りようとしたとき、
 おッ、あれは……?

おッ、あれは 

 新本牧公園の両側の濃いピンクの並木は、紛う方なき横浜緋桜。
 あー、よかった。ここまで足を延ばした甲斐があったというもの。(これで元気になった)

圧巻、横浜緋桜の並木   

 横浜緋桜は港の見える丘公園でも見られました。
 これは全国都市よこはまフェアの期間(03/25~06/04)、同公園にもいろいろな花で飾られていて、大きな鉢植え(?)の緋桜が立っていました。色鮮やかで気品があります。

港の見える丘公園にて   

 この横浜緋桜、ランドマークタワーの前でも見られました。
 この通りは「さくら通り」といって今の時期は一斉にソメイヨシノの桜並木になるのですが、その一画でまだ咲いていたとはうれしい。

ランドマークの前   

 横浜緋桜は開花時期がソメイヨシノより早いとのことですが、早咲き、遅咲きがあるそうで、してみるとこれは遅咲きなのか、あるいは長期間楽しめるように市のほうで調整しているのか、よくわからないけど、市内あちこちで本場の横浜緋桜を見られたのは大きな収穫でした。
  

 緋桜を抱へて往かむ冥途まで

 入間川サイクリングロードの桜がなかなか見事だぞ、と聞いて一昨日(04/06)行ってきました。
 このサイクリングロード(県道川越狭山自転車道)とは、入間川に沿って狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋までの約22.6mの自転車歩行者道路のこと。
 その所どころに桜が植えられているそうです。
  

 なるほど、入間川の左岸に整備された道があります。
  

 新富士見橋を過ぎたあたりの土手の上に桜並木が見えました。

土手の上の桜並木と思いきや   

 ほう、これが桜並木か、と思って段々近づいて行くと……。

思いきや   

 これは桜並木というより桜の林。大勢の人がお花見の真っ最中。

桜林だった   

 河川敷中央公園というのだそうです。
       
 桜の名所をざっくり分類すると、
 ①桜自体が由緒ある名木
 ②背景が名所旧跡
 ③数が多い(桜並木も含む)
 ④品種が豊富
 になりますが、ここは③かな。
 それに川沿いといっても、川面から離れているので、あまり風情がない。まあ、数で勝負ということで。

河川敷中央公園①   

 「うわあ、満開ね」
 「でも満開だと、散るのも早いしなあ」
 「そんなことないわよ。4日ぐらい持つんじゃない」
 「4日というと週末ぎりぎりか」
 「みんな集まっての花見はそのときにするか」
 「でも、雨だっていうよ」
 「いやだなあ」
 そんな会話が交わされていました。

河川敷中央公園②   

 当方はこれで花見は済んだので、昭代橋からサイクリングロードをあとにしました。

入間川サイクリングロード(向こうに見えるのは昭代橋)   

 行先はペダルまかせの桜狩


2017.04.07 新河岸川の桜

 川越の桜といえば新河岸川に尽きます。
  

 先ずはこの風景(↘)をごらんあれ。
 これが新河岸川で、川越市の市街地をぐるりと(半円状に)囲んでいます。
 これは氷川橋から田谷橋の間の300mほどの川沿い。桜並木になっています。

新河岸川   

 氷川橋は川越氷川神社の裏にあって、とくに大勢の花見客が集まります。

氷川橋にて①   

 桜が間近に見られるから?

桜のクローズアップ   

 いつも和服姿の女性がいるのですが、なぜなのかよくわからない。観光にひと役買っているのかな。

氷川橋にて②    

 氷川橋から田谷橋まで桜並木を遡ります。
 自撮りをしている人。

自撮りする人   

 船着き場に下りてみると、対岸には数人の人が下りている。
 当方と同様、桜のトンネルを下から見たいという心理が働くからか。

船着き場から 

 上から見た新河岸川。川面に映る景色にもご注目。

和風 

 そうこうしているうちに田谷橋に着きました。
 このあたりになると、極端に人が少なくなります。

田谷橋付近   

 このあたりには洒落たレストランや、気の利いた居酒屋があるわけではないけど、桜を愛でることの風流さをつくづく感じさせられます。
 こうなると、花見も一種の文化ではないか。
      
 ここにくるとそんなことを思います。もっとも年に一度ですが。
  

 遅桜映す川面のゆったりと

 坂戸市にある慈眼寺もしだれ桜の名所だそうです。
 行ってみると、幹道(256=片柳川越線)から見えるので、すぐわかります。
 

 慈眼寺は真言宗智山派(空海=弘法大師)の寺院で、安土桃山時代、慶長年間(1600年代と推定)に法印可説和尚によって開かれた、と説明板にあります。

慈眼寺のしだれ桜   

 このしだれ桜は宝暦5年(1755)第10世の隆章和尚が植えたものと考えられ、推定樹齢は262年、樹高15m、幹周り1.7m、坂戸市の天然記念物に指定されている。(説明板)
 しかし古木だけに、幹が老朽化して空洞ができ、存続が危ぶまれているそう。

老木故に突っかい棒が    

 この日(04/05)は開花期間ということもあって、本堂に祀られている仏像の一部が表に公開されていました。ありがたや、ありがたや。

公開中の黄金の仏像   

 同寺院はイベントが多く、本堂や境内でジャズの生演奏が頻繁に開催されるそうです。
 (当方にとっては遠いからなあ)

*  

 お寺の人に教えられて、立ち寄ったのがその先の東坂戸団地。
 前を流れる大谷川沿いが桜並木になっていて、この時期一斉に花を咲かせます。
 これがなかなかのもの。

大谷川の桜並木①   

 大谷川そのものは小さな川で大したことはないのですが、桜が圧巻。

大谷川の桜並木②   

 目黒川も真っ青。こんな桜の密集はここに敵わないだろうね。

大谷川の桜並木③   

 とはいえ辺鄙なところなので、屋台もなく、花見客は近隣の老人ホームぐらい。
 今年も見られてよかったのう。ナンマイダブ(陰の声)。

西谷橋   

 思わぬところに花見の名所があるものです。
 (写真的には慈眼寺よりもこっちがメインになった?)
        

 横丁を曲がれば不意に花灯り

 志木へ行ったら、いろは親水公園も行かないと。
 ここは志木市役所の近くで、新河岸川と柳瀬川が合流するところです。

いろは親水公園(向こうに見えるのが富士下橋)    

 昔は舟運の要衝として賑わいましたが、今は豊富な水源と自然の環境を活かした親水公園になり、野鳥観察できるゾーンもあります。

行く川の流れは絶えず…   

 川沿いには100本のソメイヨシノが植えられていますが、枝っぷりがいい。
 以前にもいったように、川っぺりの桜の枝は川面に延びるものですが、大井弁天の森のように垂れ下がるのではなく横に延びている。それが力強さを感じさせるのです。

桜の密集地帯   

 少し下流に斜張橋(富士下橋)があります。
 この橋は大きくはないけど、ここから見る桜堤の眺めはなかなかのもの。

富士下橋    

 「桜というのは上から見るものではなく、下から見るもの」
 と某先達はいっていたけど、この景色も悪くないぞ。

富士下橋から見た桜堤①    

 花見客も見下ろせるし。

富士下橋から見た桜堤②   

 橋の近くには陽光桜などの多種類も植えられて、変化をつけているのも楽しい。

多種類の桜が…   

 往く川の流れをつまに櫻見む


 昨日(04/03)は志木に行ったので、ついでに宝幢寺に寄りました。
  

 ここは真言宗智山派の寺院。正式名称は地王山地蔵院寶幢寺。(やっぱり地蔵院?)
 ご本尊として、大日如来を守り、子どもの健康や学業成就、家内安全、交通安全等に御利益があるとのこと。
  

 それよりもここはしだれ桜が有名。

十三仏としだれ桜  

 本堂の前の13体の石仏(十三仏)の上に被さるしだれ桜は圧巻。

 正面は本堂   

 十三仏とは、不動明王、釈迦如来、文殊菩薩……(以下略)それぞれ違った徳をお持ちになり、我われを救済してくださるありがた~い仏様であるぞ。

十三仏の裏側   

 そのためか(?)お年寄りの花見客が多い。

しだれ桜は他にも   

 この日も近くの老人ホームからお年寄りが続々と。
 「ありがたや、ありがたや」
 桜を観ながら手を合わせておられる。
  

 ズラリと並んで記念写真。こうなると別の十三仏(悪いぞ)だい。
 もっとも当方だって似たようなものですが。

別の十三仏(?)  

 十三の功徳も越ゆる櫻かな

 「大井弁天の森」(ふじみ野市)はわが家から最も近い桜の名所。
 ここは砂川掘用水路というドブ川が流れ、ふだんはなんの変哲もない場所ですが、春になると両岸に植えられた桜が咲くので、このときだけ花見客でにぎわいます。

なんぽのみち①  

 しかし散歩中の某老人は苦々しげにいいます。
 「まったく、ふだんは見向きもしないくせに、このときだけドッとくる。犬の散歩もできないよ」
 まあまあ、ふだんは地味な散歩道(なんぽのみち)が脚光浴びるんだから、大目に見てやろうよ。

なんぽのみち② 

 川っぺりということもあって、桜の枝はみんな川面に向かって垂れている。

枝が川面に垂れるのは向日性だとか   

 これは重力というよりも「向日性」といって、川面に反射した太陽光線の方向に枝が向かうのだそうです。(去年もいった気がする)

満開の桜  

 見どころは氷川橋周辺の桜。
 氷川橋は金網状の手すりで、橋そのものには風情はないけど、それだけに桜を引き立たせる効果があります。

氷川橋  

 これは反対側(上流側)から見たところ。

反対側から見た氷川橋   

 ドブ川にかかる桜の名所としては目黒川(東京都)が有名だけど、こっちのほうが桜が密集して壮観だぞ。(あくまでも個人の意見です)
  

 櫻花人より鴨に見られたし

川面にはカモが… 

 金仙寺に行ったら、比良の丘も行かにゃなるまい。
 「比良の丘は狭山丘陵の西端に位置し、所沢で最も標高の高い丘(標高170m)。頂からは所沢の町を一望できる」(所沢市広報HP)とのことですから。
  

 距離的にはそれほどないのですが、一応山なのでチャリだと少しキツい。
  

 それでも途中で、早咲き桜が迎えてくれました。(03/30)
 鮮やかなピンクの花びらと木の形からすると、これは陽光桜かな。

陽光桜(?)   

 さらに菜の花。
 これは畑にぼ~ッと咲いているだけですが、せっかくなので遠くに見える比良ケヤキ(椰子の木と樹林の間)をバックに撮りました。

菜の花越しの比良ケヤキ   

 そして比良の丘。
 前回(昨年11月)きたときは、「なんじゃ、これは」と拍子抜けしたものですが、少し角度をつけてみると、あの映画に出てくる丘に見えなくもない。

比良の丘   

 あの映画とは、アメリカ映画「慕情」(1955)
 香港を舞台にしたアメリカ人記者マーク(ウィリアム・ホールデン)と中国系の女医ハン(ジェニファ・ジョーンズ)の恋物語ですが、ふたりがデートするところが香港郊外の小高い丘。
  

 ♪Once on a high and windy hill
 In the morning mist two lovers kissed
 And the world stood still
 Then your fingers touched my silent heart
 And taught it how to sing
 Yes true love's a many splendored thing
  

 様ざまな障碍を乗り越え、愛し合ったのもつかの間、マークは朝鮮戦争の取材で命を落とし、二度と会えなくなってもハンは思い出の丘に向かう、そんなラストでした。

比良の丘から見る所沢市   

 しかしここは所沢。香港とはやはり違いますね。

比良の丘から見る南方   

 来ぬ人を桜とともに丘に立つ

 小手指・砂川堀のしだれ桜が咲いているからには……と向かったのは、狭山湖の北にある金仙寺(こんせんじ)。
 ここからだと約5km。30分もあれば行ける。

「一日一生」の花文字 

 金仙寺は別所山西光院と号し、真言宗豊山派のお寺。
 しだれ桜が有名で、2年前の4月にきたことがあります。(昨年秋にも)

入口のソメイヨシノはまだ…   

 「おッ、咲いてる咲いてる」
 高さ16m、幅14m、堂々としています。
 古木なのか、あちこちに突っかい棒が。

しだれ桜   

 「今年も咲きましたねえ」
 「私は毎年、これを見るのが楽しみでねえ」
 ベンチではお年寄りが桜談義。

別の角度から  

 同じしだれ桜でも地蔵院(ふじみ野市)とはこうも違うものか。 
    
 ちなみに帰りに地蔵院に寄ったけど、満開(03/30現在)でした。
 どちらがいいかは、人それぞれ。

満開の地蔵院しだれ桜 

 糸ざくら掻き分け見れば黄泉の国
  

 あッと驚くタメゴロー。