大宮氷川神社の参道は、さいたま新都心駅と神社を結ぶ約2kmの並木道で、なかなか風情のある道です。
  

 この並木は大半がケヤキだそうです。

氷川参道   

 一部大きな岩を利用した石庭があり、これがなかなかの味わい。「平成ひろば」というそうです。

ちょっとした石庭になっている   

 石庭から参道の眺めも乙なもの。

石庭から参道を見る   

 二の鳥居。
 これは明治神宮から奉納されたもの。高さ13m、幅17mで日本最大級の大きさだそうです。

二の鳥居  

 参道の脇には小ジャレた喫茶店や団子屋もあります。

シャレた喫茶店などもある   

 所どころ切り取られた名木(?)もあり、興趣をそそられます。

だんご屋も   

 そして三の鳥居。
 ここから先は氷川神社の境内ですが、この時期の参道は涼しくて、歩くのも気持ちがいい。

三の鳥居 


スポンサーサイト

 今週は月曜からずっと雨で、気温も低いので「涼を求めて」は自重していましたが、今日は暑くなりそうなので、涼しいところのご案内。
 大宮第二公園の西側に小さな川(ドブ川?)が流れています。

見沼用水西線    

 これは見沼用水西線(見沼代用水路西縁)といって、江戸時代灌漑用につくられた水路です。
 この一部に水路を利用した水車小屋があり、子どもが水遊びできるように浅くなっているのですが、今回きてみると水車が壊れていて、子どもたちの姿もなく、なんとも寂しい。

水車小屋 

 その見沼用水路沿いに遊歩道があって、これを「万葉の並木道」といいます。
 なぜこれが万葉の? と不審に思って説明書きを見ると、どうやらこの並木には万葉集に詠まれた草花が植栽されているとのこと。なるほど。

万葉の並木道(左が見沼用水路)   

 こちとら植物に詳しくないので、どの木、どの草が万葉の植物かわからないけど、鬱蒼とした森の気分はやはり万葉なのかな。

万葉の並木道   

 2年前の秋、この道を徘徊したときには、道の外れに小さなパン屋さんがあり、万葉集(山上憶良)に習って「瓜食めば子ども思ほゆ パン食へばまして偲はゆ」と詠んだものですが……。

パン屋さんがあったはずが…   

 そのパン屋さんがない。
 水車といい、パン屋さんといい、2年前とは様相が違う。
 「万物は流転する」とはこのことか。
     
 パン食えへば子ども思うほゆ蝉しぐれ
  
 パン屋はなかったんだけど。

     

 大宮第二公園にやってきました。
 ここは梅、菖蒲、紫陽花など四季折々の花の名所になりますが、あじさい園の奥に広大な窪地があります。

あじさい園の裏の遊歩道   

 この窪地には中央に池(ひょうたん池)がありますが、これは芝川の調整池(正式名は芝川第七調整池)です。
 調整池とは台風や梅雨前線の大雨のとき、川の氾濫をふせぐために川の水を一時的に溜めて水量を調節する池のこと。

遊歩道からの眺め①   

 涼しい木陰から池を眺めるのもなかなかの風情です。
 (この眺めは大宮二十景のひとつとか)

遊歩道からの眺め②   

 説明書きによると、このあたりは見沼という地名でその名の通り沼地が多く、田んぼとして利用されてきましたが、田んぼを廃止してからは調整池になりました。

ひょうたん池全景   

 ひょうたん池に下りることができます。
 池のほとりには柳の他、数本の木が植えられており、どこからともなく涼しい風が吹いてきます。

柳越しに見るひょうたん池   

 荒川をはじめ埼玉県の河川には、その流域に多くの調整池が見られます。
 これは水害に遭ってきたこれまでの歴史が行政に活かされていると考えられ、今後もこの光景は変わることはないと確信しました。

釣りをする人々 

 父と子の釣り糸垂れし敗戦忌

     

 入間川七夕まつりが開催された5日(土)、6日(日)は、ふじみ野市でも「上福岡七夕まつり」が行われました。
   

 「入間川の七夕を見たついでだ。こっちも見てやろう」
 ふじみ野(上福岡)は近い。近所のよしみもあります。

急造の七夕神社  

 もっとも前日(08/05)に入間川七夕の壮大な(?)飾りを見たばかりなので、「埼玉県であれに勝るものがあるとは思えない」という思いがありました。

イベント会場   

 イベント会場になっている上福岡中央公園や、露店の建ち並ぶサンロード商店街の様相は、まァふつうの祭風景。

サンロード商店街  

 しかしそこから路地に入ってみると、おびただしい七夕の竹飾り。

一番街の七夕飾り   

 とくに駅前名店街は大小さまざま、色とりどりの竹飾りが設えられています。

駅前名店街①   

 ふじみ野市HPによると、「上福岡駅周辺には商店街、自治会、小・中学校PTAなどの方たちが趣向を凝らした約270本の竹飾りで彩られ」とあるけど、これは駅前名店街だけではないか。他の路地を合わせると、1,000本は越すと思われます。

駅前名店街②   

 たしかに入間川七夕(狭山市)の場合は1.5km(延べ)の道路に100あまりの飾りが設えられていて、スケールは大きいけど、駅前名店街の飾り密集度は入間川以上ではないか。

女の子は人形に関心(駅前名店街)   

 というわけで、ここは横丁の七夕飾りが凄い。
 観光客は2日間で17万人に達するそうです(ふじみ野市HP)。なるほど。
   

       

 狭山市で8月の第1土・日に行われる「入間川七夕まつり」が関東三大七夕祭りのひとつに数えられ、歴史も古く、夏の風物詩ともなっている、というのだから、ご近所(でもないか)の手前、行かない手はない。
 ということで、昨日(08/05)行ってきました。

七夕飾り①   

 なるほど、狭山市駅西口にはすでに大勢の人。(午後0時10分現在)
 あちこちに七夕の飾りが設えられ、交通規制も敷かれています。
 駅前には短冊が多かった。これには市内の小中学校から寄せられた子どもたちの願いごとが書かれています。

駅前広場には多くの短冊が  

 「成績と身長が伸びますように」というのもあれば、「まんがと雪見だいふくがたくさんほしいです」、なかには「世界が平和になりますように」というのもありました。
     

 七夕飾りと人の流れは駅前の広場から、桜坂通り、さらに七夕通りに続き、約2kmの沿道には、商店、事業所、市民が出品した130本を超える竹飾りで埋め尽くされています。

七夕飾り②   

 この七夕飾りの歴史は古く、すでに江戸時代中期には行われていて、当時は五穀豊穣や無病息災を願った飾りが沿道に吊り下げられていたそうです。

小学生の鼓笛隊  

 この飾りを見ていると、30年ほど前に見た仙台七夕を思い出しました。
 都市の「貫録」では仙台にははるかに及ばないけど、七夕飾りの数ではそこそこ行っているのではないか。

七夕飾り③ 

 最近の傾向として、ケバブ(羊肉の丸焼きを削ったもの)やシャーピン(中華風お好み焼き)が増えているけど、

七夕通りの屋台 

 通りの外れ、天満宮の境内にはお化け屋敷や射的などもあり、昔ながらの「縁日風景」が見られました。

お化け屋敷 

 ちなみに「関東三大七夕」とは、入間川七夕まつり(埼玉県狭山市)、茂原七夕まつり(千葉県茂原市)、湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県平塚市)のこと。

射的   

 観光客の動員数では、入間川……43万人、茂原……88万人、湘南ひらつか……170万人というから、最も少ない。
 平塚に負けるのはしょうがないけど、茂原にも負けるのか。しかも半分以下。
 やはり狭山の奥では地の利が悪いのかな。