横浜の桜のことばかり取り上げているうちに、地元(南埼玉)の桜は終わってしまいました。
 地元の桜もいくつか撮りましたが、大半は没にすることにして、気に入ったものだけUPします。
 びん沼川船渡橋付近。
 びん沼川は、元は荒川の流路だったのを、明治43年(1910)の大水害を機に治水工事が行われ、現在は荒川の水量調整の働きをする川になっています。
船渡橋から見たびん沼川   

 こちらから大宮へ行くとき(埼玉県道56号=さいたまふじみ野所沢線)、びん沼川を渡るのが船渡橋。
土手の櫻   

 ここに「船戸の渡し」という官営の渡船場があったことから船渡橋と名づけられました。
 あんまり脚光を浴びないけど、隠れた桜の名所です。
川沿いの桜並木  
 砂川堀雨水幹線・花影橋
 これは大井弁天の森の砂川堀の下流。
 ふだんは冴えないドブ川ですが、桜の時期だけ人が寄ってくる。
砂川堀雨水幹線   
 といっても大井弁天のような賑やかさはなく、近所のお年寄りが集まってくる程度。
 近くに公園がないし、酒盛りをするところもないからかな。
 花影橋という名前はいいんだけどねえ。
花影橋 
 来し方を語らふ母娘はなの陰
 この花影橋、最寄りの駅は東武東上線のふじみ野駅。
 そのふじみ野駅の東口が「ももいろクロバー」駅になりました。
 これは「ももいろクロバーZ」なるグループのひとりがこの地の出身のため、それにちなんで改名(?)されたらしい。
ももいろクローバー駅(?)  
 といっても一種のジョークで、東口の看板を変えただけ。それも(05/07)まで。
 西口は「ふじみ野駅」のままなんだけどね。
西口はそのまま  
 これに関する締め句はなし。バカバカしくて。
        
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 横浜ばかり続いたので、たまには地元の桜のことを。
 先月、川越の友と「観桜会」をするため跡見学園女子大学に下見に行ったことをUPしました(03/21)が、このときは早咲きの桜がぽつぽつと咲いていた程度。
  

 そこで先日、ソメイヨシノが満開になったのを見計らって、友と行ってきました。
 「なかなか見事に咲いてますなあ」
  

 先ず我われを出迎えてくれたのはベニユタカ(紅豊)。
 イモではありませんヨ。サトザクラの一種で、北海道生まれの品種だそうです。

ベニユタカ(紅豊)   

 「これがシロタエ(白妙)か。古典に出てくる……」
 といったものの、何だったかは忘れました。(田子の浦……?)

シロタエ(白妙)   

 「ほほう、これがサノザクラ(佐野桜)か」
 仁和寺や京都迎賓館などの造園を手掛けてきた京都の庭師・佐野藤右衛門ゆかりの桜です。

サノザクラ(佐野桜)   

 そしてセンダイシダレ(仙台枝垂)。
 構内サクラガイドには「白滝が流れるごとく咲く」とあります。

センダイシダレ(仙台枝垂)   

 ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)。
 「やっぱり桜といえばシダレですなあ」とは川越のご仁。
 彼の実家は島根県のお寺で、境内にはシダレザクラが数本あり、今でも「桜といえばシダレ」という感が強い。

ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)   

 コマツナギ(駒繋)。
 もとは京都の青蓮院にあり、親鸞聖人が馬を繋いだという伝説のある桜です。
 花びらが大きいのが特徴。

コマツナギ(駒繋)   

 トリはやっぱりソメイヨシノ。
 ソロ(単独)より「団体で勝負」のクローン桜だけに、一斉に咲くと華やかです。

ソメイヨシノ   

 花の影には女子学生。何といってもこれが絵になる。
 「いいですなあ。やっぱりきた甲斐があるというものです」と川越の仁。

ソメイヨシノ(裏側から) 

 疲れたのでキャンパス内にある喫茶室に入りました。
 昼休みに近いこともあって女子学生でいっぱい。

喫茶室 

 「これも桜の一種と思うと、今日はいい花見でした。感謝しますぞ。これで冥途の土産が……」
 おっとその先はいいっこなし。
 こんな土産は通俗すぎて(?)あの世の番人が通してくれないぞ。
       

 吟行や花より女子に気もそぞろ  
 

 入間川サイクリングロードの桜がなかなか見事だぞ、と聞いて一昨日(04/06)行ってきました。
 このサイクリングロード(県道川越狭山自転車道)とは、入間川に沿って狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋までの約22.6mの自転車歩行者道路のこと。
 その所どころに桜が植えられているそうです。
  

 なるほど、入間川の左岸に整備された道があります。
  

 新富士見橋を過ぎたあたりの土手の上に桜並木が見えました。

土手の上の桜並木と思いきや   

 ほう、これが桜並木か、と思って段々近づいて行くと……。

思いきや   

 これは桜並木というより桜の林。大勢の人がお花見の真っ最中。

桜林だった   

 河川敷中央公園というのだそうです。
       
 桜の名所をざっくり分類すると、
 ①桜自体が由緒ある名木
 ②背景が名所旧跡
 ③数が多い(桜並木も含む)
 ④品種が豊富
 になりますが、ここは③かな。
 それに川沿いといっても、川面から離れているので、あまり風情がない。まあ、数で勝負ということで。

河川敷中央公園①   

 「うわあ、満開ね」
 「でも満開だと、散るのも早いしなあ」
 「そんなことないわよ。4日ぐらい持つんじゃない」
 「4日というと週末ぎりぎりか」
 「みんな集まっての花見はそのときにするか」
 「でも、雨だっていうよ」
 「いやだなあ」
 そんな会話が交わされていました。

河川敷中央公園②   

 当方はこれで花見は済んだので、昭代橋からサイクリングロードをあとにしました。

入間川サイクリングロード(向こうに見えるのは昭代橋)   

 行先はペダルまかせの桜狩


 志木へ行ったら、いろは親水公園も行かないと。
 ここは志木市役所の近くで、新河岸川と柳瀬川が合流するところです。

いろは親水公園(向こうに見えるのが富士下橋)    

 昔は舟運の要衝として賑わいましたが、今は豊富な水源と自然の環境を活かした親水公園になり、野鳥観察できるゾーンもあります。

行く川の流れは絶えず…   

 川沿いには100本のソメイヨシノが植えられていますが、枝っぷりがいい。
 以前にもいったように、川っぺりの桜の枝は川面に延びるものですが、大井弁天の森のように垂れ下がるのではなく横に延びている。それが力強さを感じさせるのです。

桜の密集地帯   

 少し下流に斜張橋(富士下橋)があります。
 この橋は大きくはないけど、ここから見る桜堤の眺めはなかなかのもの。

富士下橋    

 「桜というのは上から見るものではなく、下から見るもの」
 と某先達はいっていたけど、この景色も悪くないぞ。

富士下橋から見た桜堤①    

 花見客も見下ろせるし。

富士下橋から見た桜堤②   

 橋の近くには陽光桜などの多種類も植えられて、変化をつけているのも楽しい。

多種類の桜が…   

 往く川の流れをつまに櫻見む


 昨日(04/03)は志木に行ったので、ついでに宝幢寺に寄りました。
  

 ここは真言宗智山派の寺院。正式名称は地王山地蔵院寶幢寺。(やっぱり地蔵院?)
 ご本尊として、大日如来を守り、子どもの健康や学業成就、家内安全、交通安全等に御利益があるとのこと。
  

 それよりもここはしだれ桜が有名。

十三仏としだれ桜  

 本堂の前の13体の石仏(十三仏)の上に被さるしだれ桜は圧巻。

 正面は本堂   

 十三仏とは、不動明王、釈迦如来、文殊菩薩……(以下略)それぞれ違った徳をお持ちになり、我われを救済してくださるありがた~い仏様であるぞ。

十三仏の裏側   

 そのためか(?)お年寄りの花見客が多い。

しだれ桜は他にも   

 この日も近くの老人ホームからお年寄りが続々と。
 「ありがたや、ありがたや」
 桜を観ながら手を合わせておられる。
  

 ズラリと並んで記念写真。こうなると別の十三仏(悪いぞ)だい。
 もっとも当方だって似たようなものですが。

別の十三仏(?)  

 十三の功徳も越ゆる櫻かな