久しぶりの大宮氷川神社です。
 ここは関東近辺の氷川神社(約280社)の総本社。

氷川神社・三の鳥居  

 そもそもこの大宮という地名(かつては市名=今はさいたま市に併合)は「大いなる宮」があったことに由来するそうです。 
 社伝によると、2000年以上の歴史をもつといわれているから、西暦でいうとB.C.?

神池  

 同社の境内は江戸時代中期までは見沼(当時は広大だった)の畔にあって、もとは見沼の水神を祀っていたそうで、現在の神池 は見沼の名残とか。

参拝する人 

 末社には稲荷神社、宗像神社、松尾神社、御嶽神社……と有名どころがズラリ。

朱塗りの橋の向こうが楼門  

 ご利益は様ざまで、家内安全、無病息災、開運招福……などデパートのごとく、車のお祓いまであります。

車のお祓い 

 赤ちゃんの初参りもあれば、

初宮参の家族 

 婚礼の御一行も。

婚礼の御一行  

 かと思えば、境内の大きな木に手を当てて黙想している人。
 神のパワーが得られるのかな?

神木(?)に手を当てる人 

 今回の発見は境内の裏手にある蛇の池。
 これは見沼の水源のひとつで、ここが氷川神社発祥の地といわれる、とのこと。
 ふーむ、奥が深い。

蛇の池 

 ちなみに横浜の山下公園に係留されている氷川丸はこの氷川神社から名づけられ、船内(操舵室)の神棚には氷川神社の御祭神が祀られています。
    
 神泉の元に辿りて若葉風
      

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 今年もきました川島町の「平成の森公園」。
 ここには「日本一長いバラのトンネル」といわれているバラ苑があります。

   

 これは自称ではなく、平成18年(2006)に「日本一の長いバラのトンネル」(日本一ネット)にとして認定されました。(入口に認定証)
 バラは約60品種、474本、全長340.5m。

 バラのトンネル  

 赤、ピンク、白、黄色……数種類のバラがあちこちに。
 昨年は「日本一長い」ことに感激(?)し、浮ついた気分で写真を撮りましたが、今年は落ち着いてバラのトンネルを見回ることができました。

バラの下  

 ふーむ、よく見るとバラの密集しているところや、葉っぱばかりのところ、なにもないところ……無原則である。まさにバラバラ(?)。

まだまだ続くバラのトンネル    

 バラの密集しているところには人が集まり、写真を撮っている人も多い。

バラを撮る女性  

 こちらも写真を撮っていると、後ろで待っている方もおられ、恐縮しました。
 「どうぞ、どうぞ」
 むしろ人が写ったほうがいい。
 花なんて人に見られてなんぼのもの。花だけの写真のなんと殺風景なことか。

しばしバラに見惚れる   

 このトンネルは8の字型になっていて、ふたつの中庭から見る景色も素晴らしい。
 外側から見るバラのトンネルも見事です。

外から見たバラのトンネル   

 バラ越しに見る中庭の四阿も風情があります。

バラ越しに見る四阿 

 この「バラの小径」は、かわじま合併50周年記念事業として平成18年1月に完成しました。
 バラの見せ方としては、横浜の「イングリッシュガーデン」に及ばないけど、こちらは無料で見られるのがありがたい。
    

 薔薇の咲く長きトンネル黄泉の路
       

 よろこべ、ゴールが見えてきたぞ。

 大應寺の横手にある水宮神社。
 先ず、鳥居の前の顔出しパネルにびっくり。なんじゃ、これは?

顔出しパネル 

 なかに入ると、クイズや四柱推命・厄年の解説パネルがあちこちに。(境内にも顔出しパネルあり)
 クイズは漢字の読み方テストで、
 ①「を返す」、②「自然の」……太字の漢字は何と読むか(答えは最後に)
  

 おみくじや占いなどはゲーム感覚。
 勝負運・恋愛運・金運・健康運……を占う輪投げというのもあるぞ。

輪投げ占い   

 これには「心・技・知」が必要で、心…心を落ち着かせて、技…指先まで神経を行き渡らせて、知…成功を思い描いて、と説かれている。なるほど。
  

 お参りしようと本殿前に立つと、なんと、ここも金ピカ。

水宮神社・本殿   

 しかも両側には狛犬ならぬ狛蛙。これは?
 近くにはその由来が解説されていますが、蛙は神の使いとして人を導くとされ、さらに「無事かえる」「栄える」「迎える」「活きかえる」というめでたいことばにあやかったものらしい。

狛犬ならぬ狛蛙  

 そういえば手水場にも蛙が置かれていました。
 ここは常に水が流れているのではなく、カランをひねれば出る。節水のため。

蛙の手水場 

 当社の由来を調べると、正式名称は摩訶山般若院水宮神社。
 これは室町時代、京都聖護院を本山とする修験寺摩訶山般若院として創建されたものの、明治になって神仏が分離され、このような神社になったとのこと。

金ピカの本殿 

 境内のパネルは他にも十二支、干支、四柱推命、厄年などが解説され、読みごたえはあるけど、面倒くさいので省略します。
  

 これらのゲームやパネルはおそらく、神道を気軽に学んでもらおうという配慮で設置されたのではないか、そんな気がしました。
     
 漢字の答え、①「てのひら」、②「ことわり」
 やさしかった?
   

 境内の由緒に倦みし薄暑かな
  

 貝塚公園の向かいにある大應寺。
 真言宗智山派(総本山は京都智積院)に属し、山号は水光山。
 三門(山門)は鐘楼になっており、なかなか立派。

大應寺・鐘楼門   

 創建は不詳ですが、室町時代にはあったとされ、その後何度か大火に遭い、近年には平成21年(2009)に本堂が建て替えられました。金ピカで立派なもの。

大應寺・本堂 

 ご本尊は不動明王。

不動明王 

 境内は広く、薬師堂や観音堂もあります。

大應寺・境内と薬師堂 

 観音堂には十一面観音。
 ガラス越しに撮っているのでわかりにくいけど、観音様の王冠(?)には十体の小さな観音様がついています。

十一面観音 

 境内には弘法大師の像があります。
 これを拝んだらお遍路と同じご利益が?(それは甘い)

弘法大師 

 やすらぎ地蔵。

やすらぎ地蔵 

 おそうじ小僧。
 これはお釈迦様の弟子のひとり周梨槃特(チューラ・パンタカ)をモデルにしたもので、他の弟子と違って、学業よりも毎日掃除をすることによって釈迦の教えを会得し、羅漢にまでなったそうで、「なにごとも専念することが大事である」との教えだとか。

おそうじ小僧 

 ははーッ、ありがたきおことば。
    

 弘法と市内遍路や薄暑光
     

 富士見市は貝塚の多いところで、14ヵ所も発見されているそうですが、なかでも水子貝塚は縄文時代前期を代表する遺跡として、戦前から知られていたそうです。

水子貝塚公園にある竪穴住居 

 静かな森林に囲まれた公園のあちこちに竪穴住居が建てられています。
 竪穴住居の近くに4本の棒が立てられていますが、これは高床式住居(倉庫)の柱?

高床式住居の柱? 

 これらは遺跡が発掘されたところで、縄文時代前期(5500~6500年前)のものと推定され、出土されたものや、当時の資料をもとにして復元されたものです。

 なかでも15号住居は当時の人々の暮らしが再現されています。
 ふーむ、お父さんは逞しく、お母さんは働き者で、いい家庭だ。

復元した竪穴住居の内部 

 公園の一角には、市内から出土したものを中心に展示している「水子貝塚資料館」があります。
 それによると昔は海が内陸深くまであり、このあたりは岸辺に近いとのことで、多くの貝殻が出土されました。

水子貝塚資料館 

 復元された竪穴住居に入ってみたら、ひんやりと涼しかった。
 夏はここで過ごそうかな。

出土した土器類 

 なお、ここは昭和44年(1969)国の史跡に指定されています。
        

 縄文の暮し髣髴せむ薄暑