大相撲夏場所が終りました。
 優勝は横綱白鵬(38回目)。
 白鵬は14日目に照ノ富士を破って優勝を決めたのですが、千秋楽では横綱日馬富士を破っての全勝で優勝を飾りました。(全勝優勝は13回目)

千秋楽・白鵬〇―●日馬富士 

 今場所は新横綱稀勢の里が注目されましたが、怪我が完治しておらず初日は嘉風、4日目は遠藤に押し出され、9日目栃煌山、10日目琴奨菊に寄り切られて4敗し、11日目から休場しました。

4日目・遠藤〇―●稀勢の里 

 勝った相撲とて、ようやく勝ったという相撲が多く、これは仕方がない。
 むしろここまで出場させてよかったのか。
 当人の意向で出場していたというけど、稀勢の里のおかげで相撲人気が上昇しているので、協会側の思惑もあったのではないか。
  

 横綱鶴竜は情けなかった。
 私はこの力士をひそかに応援しているけど、このところ引き技が多く、そこをつけ込まれ簡単に押し出されたり、ばったり手をつくことが目につきました。
 これでは「金星大盤振る舞い」どころか、金星の「大安売り」や「水増し」で、勝ったほうもあまりうれしくない?
 横綱になりたてのころは力強く前に出ていたのに、元の「サーカス相撲」にもどっちゃった。これでは横綱としての先行きは暗いぞ。
  

 横綱日馬富士は相変わらずポカが多い。
 足を踏み外したり、バランスを失ってすっ転んだりする。
 これでは本当に強いといえるのだろうか。
         

 その点、今場所の白鵬は強かった。
 初日、2日目は勝つには勝ったけど、危なっかしかった。

初日・白鵬〇ー●千代の国

 というのも白鵬は寄り切りがあまり得意ではなく、土俵際まで相手を追い込むと、そのまま体を浴びせてしまう。これはうっちゃりを食らう危険性がある。
 以前、稀勢の里にこれで負けたことがありました。

4日目・白鵬〇―●隠岐の海  

 解説の北の富士さんも「土俵際で体を預けるのはよくない。ちゃんと腰を落とさないと」といっていた。
 このアドバイスが届いたのか(?)4日目からはちゃんと腰を落として寄り切るようになりました。14日目の対照ノ富士戦、千秋楽の対日馬富士戦も然り。

14日目・白鵬〇ー●照ノ富士 

 白鵬がこの勝ち方を身につければまだ勝てると思うけど、他の力士ももっと奮発して白鵬を脅かしてほしい。

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 昨日はTVで「第66回別大マラソン」を観ました。
  

 レースの中盤まではトップグループは10人以上いたのに、徐々に脱落していって35kmすぎからデレジェ・デベレ(30・エチオピア)と中本健太郎(34・安川電機)の一騎打ち。
 39kmあたりから中本がスパートをかけました。デベレとの差は開く一方。

中本とデブレの一騎打ち   

 中本といえば4年前、川内優輝(埼玉県庁)とデッドヒートの末競り負けた苦い思いがある。
 彼はそれが常に心にあり、「今回はなにが何でも優勝」という意気に燃えていました。
  

 結果は中本が1位でゴールし、優勝。2時間9分32秒.
 2位はデペレ。

中本優勝   

 しかし今回は盛り上がりに欠けました。
 中本選手の臥薪嘗胆が報われたというのは、けっこうなことだけど、有力な外国選手は出場していたのか。
 女子マラソンでもそうだったけど、有力な選手がいないところで勝ってもそう単純によろこべない。こんなことで世界に勝てるのか。
 マスコミはそんなことを一切突っ込まず、ただただ日本選手をほめそやす。

*    

 話は変わるけど、スキージャンプW杯でまた日本の女の子が優勝しました。「最多優勝に迫る」とマスコミは騒ぐけど、オリンピックでは入賞すらできなかった。
  

 本人は「調子が悪かった」と言い訳していたけど、とてもそんなレベルじゃない。
 世界には彼女以上に強い選手がごろごろいることがわかりました。
     
 欧米の有力選手はW杯をさほど重視しておらず、出場しても小手調べ程度。
 しかしオリンピックとなると、目の色変えて挑んでくる。それが実情です。
    

 マスコミはそんなこと百も承知のくせに、この女の子をやたら持ち上げる。そうとでもしないと、マスコミ自体が立ち行かないから?
 欧米では考えられないことで、スポーツマスコミはもっと厳しい。
       
 当方は、この女の子が称賛されるたびに「オリンピックで優勝してくれ」とつぶやいている。
 へそ曲がりジジイで悪かったね。W杯、何度でも勝ってくれェ。
           

 昨日(01/29)は大阪国際女子マラソンを観ました。
 解説陣は過去のオリンピックで優勝した方々をそろえるなど豪華なメンバーですが、選手の顔ぶれはというと、今ひとつ盛り上がらない。
 海外の有力選手はきているのか。
 いつもならアフリカ勢が強力なのに、今回は見かけなかった。

大阪城公園   

 報道するほうも日本人選手ばっかり取り上げている。
 そのなかで知った顔はといえば、5年前ここで優勝した重友梨佐(29=天満屋)ぐらい。
 この人、ここでデビューしてオリンピック選手になったものの、その後はパッとせず、怪我などもあって伸び悩んだ。
  

 そのためか局側はこの人よりも若い選手ばかり注目する。
 その注目の仕方も、元バレリーナはともかく、「日本刀を抱える気持ちで走っている」という物騒な(?)選手もいたりして。
 こういう仰々しい表現をするときは得てして内容が乏しい。
 ざっと見たところ、若くて可愛い選手はいるけど、選手としては小粒と見ました。(悪いネ)

堀江を重友が追う   

 レースはトップを走っていた堀江美里(29=ノーリツ)を、前半出遅れた重友がジリジリと追い上げ、35kmすぎに追いつき、一気に抜き去った。
  

 それまで若い選手のことばかり話していた解説陣は手のひらを返したように、
 「やっぱり重友さん、いろんな対応ができてますね」
 「彼女には風格があります」
 「彼女は怪我を克服しての今ですから、これまで臥薪嘗胆が実りましたね」
 「これには武富監督(天満屋)とのマンツーマンの指導も大きいようです」
 「今日はお母さんの○○さん、叔母さんの△△さんも沿道から声援しているそうですよ」
 と余計なことまでしゃべる、しゃべる。

重友が堀江を抜いた   

 重友は首位になっても緩めることなく、1位でゴール。2時間24分21秒。
  

 マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏(60)によると、「我われが設定したネガティブスプリットに近い走りを見せてくれた」との評価で、世界陸上の有力候補だとか。
 ネガティブスプリットとは初耳ですが、前半より後半が速い走法とのこと。海外の有力選手はほとんどこれだって。

重友優勝    

 聞くところによると、重友選手は母親から引退勧告もされたそうで、いろいろ苦労したらしい。
 苦労した人が報われたのはよかったけど、なんだか物足りない。
 もっと若くて生きのいい選手が出てきてほしいし、そもそも有力な外国選手がこなかったのではないか。
 これでは世界から取り残されそうな気がするんだけど。

 大相撲初場所が終わりました。
 結果は大関稀勢の里が14勝1敗で優勝。早くも横綱昇進の声も上がっています。
 19年ぶりに日本出身の横綱誕生ということで世間は盛り上がっているけど、私は今ひとつ納得がいかない。
   

 今場所は横綱が弱すぎた。
 日馬富士、鶴竜はぼろぼろ負け、日馬富士は7日目で休場。
 鶴竜もひどかった。苦し紛れに引くと必ずつけ込まれて、押し出された。10日目で5勝5敗。
 横綱の成績ではない、と思っていたら11日目で休場。
 金星をプレゼントしすぎるよ。勝ったほうも相手が不調な横綱だから、よろこびも半減?
  

 不甲斐なかったのは琴奨菊と照ノ富士の二大関。
 とくにカド番の琴奨菊は負け越して大関陥落が決定。それでも最後まで取り続けるというのは立派ではあるけど、痛々しい感じがしたし、下位の力士への白星大盤振る舞いは果たしていいことなのか。

千秋楽・〇琴奨菊ー●照ノ富士   

 白鵬も7日目までは全勝していたけど、8日目は荒鷲に、9日目は高安に敗れた。二番ともふわーッと立って、あまり覇気が見られなかった。
 白鵬はこれまで寄り切りで勝つよりも、引き、投げ、はたきで相手を土俵に転がすことを信条としてきたが、それが通用しなくなる時期がくるのではないか。今場所はそれを感じました。
 14日目、貴ノ岩に敗れたのも相手をなめていたとしか思えない。「組めばなんとかなるだろう」と安易な気持ちで引っ張り込んだら、グイグイ寄られて完敗。

14日目・〇貴ノ岩ー●白鵬   

 そんななか稀勢の里は着実に勝っていったけど、けっこう危ない相撲もあったぞ。
 私の印象では稀勢の里が強いというより、他の三大関(豪栄道は不戦勝をプレゼントしたし)、三横綱がそろって不調だった。もっとも横綱・大関の力が落ちていると考えれば、相対的に稀勢の里が強くなったといえるのだけど。

14日目・〇稀勢の里ー●逸ノ城    

 それにしても白鵬は押し相撲が下手。
 千秋楽の稀勢の里戦ではしゃにむに寄り立てたものの、土俵際のすくい投げで転がった。以前もこんなことがあったけど、上体だけで突っ込んでいる。
 11日目の照ノ富士戦では、左上手が取れない四つ相撲からいきなり巻き替えにいって一気の寄り。土俵際は腰も落として完璧だった。この寄りが稀勢の里戦で出ていれば。
 (もっとも照ノ富士が不調だったから決まったと考えられるけど)

千秋楽・〇稀勢の里―●白鵬   

 やはり白鵬の相撲信条である「引き、投げ、はたき」で勝つことのツケが回ってきた?
 押し相撲を体得すればもっと強くなったのに。
 いや、もうじゅうぶん強かったからいいのか。

 昨日(01/15)は寒かったので徘徊はせず、TVで女子駅伝(第35回全国都道府県対抗女子駅伝)を観てました。
 この冬最大の寒波ということで、全国的に大雪に見舞われました。(わが南関東は晴れ)
 京都も前日からの大雪で、市内は雪が積もり、西京極陸上競技場をはじめ、各コースでは大会関係者や地元の人たちが雪かきをして、整備してくれたとのこと。ご苦労様です。

2区・神奈川と京都の争い    

 序盤は神奈川と京都との争い。
 4区は私の地元(熊野→百万遍→銀閣寺は深夜マラソンのコースの一部)だったので、観るのにも力が入ります。

4区(今出川通)  

 この区は神奈川がトップで「ええぞ、ええぞ」と思ったら、長崎の広中璃梨佳が首を振りながらの力走(和製ラドクリフ?=解説者)で10人抜き、さらに神奈川を抜いて(これで11人抜き)トップで5区へ。この選手はすごい。

4区・神奈川は長崎に抜かれる   

 5区(北白川山田町→国際会館前)・6区(国際会館前→北白川別当町)は猛吹雪。
 そのため選手の姿も見えないほど。こんなことは初めて。

 5区は猛吹雪  

 6区あたりから千葉がじわじわと出てきて神奈川に代わってトップグループに。

6区(跨線橋)

 それでも8区(中学生区間)は6チームほどがダンゴになって走るというまれに見る混戦。9区のアンカー勝負になりました。

8区はダンゴレース   

 9区は千葉がトップでたすきを受け取ったのですが、京都の筒井咲帆があっさり抜いてトップを独走。
 ところが岡山の小原怜が驚異の走りで8位から7人をごぼう抜きし、ぐんぐんトップに迫る。
 その時間差は12秒、10秒、7秒、5秒……と縮まっていき、最後は2秒差。トラック勝負になりました。

9区・追い上げる岡山 

 京都としては昨年もアンカーが抜かれて優勝を逃しているので、気が気ではなかったはずですが、なんとか持ちこたえてトップでゴール。
 2時間17分45秒。京都は最多優勝記録を16回に伸ばしました。
 2位は2秒差で岡山。3位は千葉。 4位長崎、5位愛知。

京都が1位でゴール   

 私は基本的には関東のチームを応援しているけど、故郷京都にも多少の愛着はあります。
 その意味では京都が優勝してくれてよかった。